グーグルが事実上中国から撤退しました。中国が一企業の要求に屈し検索の検閲を撤廃する可能性はほとんどないと、誰しもが初めから感じていたのではないでしょうか。結果的にグーグルは、中国政府と交渉を開始してから三ヶ月で中国市場からの撤退という選択を選びました。

グーグルの収益は世界中のトラフィックからもたらされていますが、中国からの収益は驚くほど小さいです。同社の中国市場での売上規模は約6億ドル弱と、2009年の総売上(236億ドル)に対する割合は2.5%程度に過ぎません。そもそもグーグルは、百度と手を組んで中国市場を攻略する予定でしたが、グーグル支配を嫌った百度のわずかな株式しか握れず、結果的に物別れに終わって百度株を手放し、ヤフーやアマゾンが地場大手と手を組む中、結果的に単独で中国市場に乗り込まざるを得なくなったという経緯があります。これはわずが4年前の2006年のことです。

中国市場はグーグルにとって攻略が難しく、百度との差は広がるばかり。グーグルは行き詰っていたのかもしれません。...