このところデジカメで気になっている製品がふたつあります。ひとつは、昨年の12月にリリースされたCEREVO CAMであり、もうひとつが富士フイルムが2月にリリースしたFinePix Z2700XRです。後者は「FUJIFILMにしかできないTOUCH」というテレビCMがかなり流れているのでご存じの方も多いかと思います。
CEREVO CAM
FinePix Z2700XR
なぜ気になっているかというと、やっとデジカメの進化にチャレンジをはじめた機種だということです。これまでコンパクトデジカメは、基本的には性能を上げていくという開発競争を繰り広げてきたわけですが、それはすでに成熟してきており、手詰まり感がでてきていました。いくら機能を加え、性能をあげても価格が下落していく状況がそれを物語っています。成熟してくると、当然、韓国勢のキャッチアップが始まります。また価格競争では、中国製ならもっと安いということになります。
この2機種がこれまでのデジカメと異なるのは、「撮る」カメラというだけでなく、「撮った写真を楽しむ」という目的を広げることにチャレンジしてきたということです。本質的な価値を広げる方向にマーケティングの舵を切ったということです。...