ここ何年も「世界を変えるような画期的代替エネルギー」の噂が絶えないが、ほとんどすべてが噂のままで終わっている。ところが今夜(米国時間2/22)、CBSの人気ニュース番組60 MinutesですでにGoogleやeBayのような有名企業で試験運用されているという代替エネルギーが紹介された。この番組は必見だ。

Bloom Energy社は、“Bloom Box”と呼ばれる小型の燃料電池セルを開発した。セル2個でアメリカの平均的住宅の電力需要を満たす(電力消費の少ない国なら1個ですむ)という。実際、どのくらいのサイズかというと、上の写真にあるように、普通の建築用レンガよりいくらも大きくない。もちろん発電ユニットにはエネルギー源(天然ガス)を供給するパイプを取り付けるなどしなければならない。しかし全体の大きさは冷蔵庫くらいだから、一般家庭の家の側に置いてクリーンで経済的な電力を供給することが可能だ。

現在このユニットは$700,000-$800,000(70万ドル~80万ドル)もするが、ファウンダーのK.R. Sridharはこの装置をすべての家庭に普及させることを願っており、コストを$3,000くらいまで下げることができればそれができると考えている。Sridharはその価格が可能になるのに5年から10年かかると予想している。

当然のことながら、この燃料電池については懐疑的な声も多く存在する。しかし、ここ何年も無数の燃料電池製品が開発されたが、60 Minutesで紹介されたものはなかった。Google、eBay、FedExといった有名企業に試験導入された燃料電池もBloom Boxが初めてだ。Googleのデータセンターの一つで過去1年6ヶ月にわたって4基のユニットが運用されているという。eBayでは5基を運用して過去9ヶ月で$100,000(10万ドル)の電気料金が節約できたしている。...