Kindleの(ほぼ)9.99ドル均一価格は安すぎる、とつねづね愚痴をこぼしていた米国の出版業界が行動に出ました。1月28日、米国大手出版社マクミランのJohn Sargent CEOがアマゾンに設定価格の値上げを求めてシアトル入り。もちろん米アマゾンは反発。一度はAmazon.comからマクミランの出版物がKindle本だけでなく紙本までなくなる(!)という事態に発展しましたが、このたびアマゾンが要求を飲むことで決着しました。
マクミランがアマゾンへ具体的に要求していたのは、出版社は14.99ドルから5.99ドルまで本に応じて価格を自由に設定可能で、アマゾンは売上の30%を手数料として受け取るという「エージェンシー・モデル」なるもの。John Sargent CEOは物別れに終わったときも「アマゾンが損をすることはない」「短期的な利益のためではなく、長期的な電子ブック市場の持続性・実現可能性のため」と要求の背景を説明していました。最終的に細かな契約がどのようなところに落ち着いたのかは不明ながら、結局はアマゾンから今後マクミランのベストセラーやハードカバーが12.99ドルから14.99ドルで販売されることが発表されており、ひとまずマクミラン勝利です。...