27日から5日間の日程でダボス会議が開催されています。そして、米英独露中日など主要国首脳が欠席する中、一人気を吐いているのが仏大統領サルコジです(もっとも、日本の首脳が出張って存在感を示せるとは思えませんが)。

The Wall Street Journal(日本版)にあったサルコジ演説の要旨によれば、金融業界の高報酬批判、(特に中国を念頭においた)通貨操作批判、資本主義とグローバリゼーションの再定義と改革の必要性などを主張したそうです。

金融業界の高報酬批判はオバマも盛んに行っています。発言だけでなく、金融機関の自己資本を用いた証券売買を禁じることを柱にした強烈な規制案を提案し波紋が広がっています(ロイター)。当然サルコジは、米政権が目指すこの動きは支持してます。

規制内容はともかく、金融業界の高額報酬批判は私も心情的に同じ。大手金融機関は、破綻しかけて税金で救済を受けたにも係わらず、ギャンブル取引を行い従業員に破格のボーナスを支払っている、それはけしからん、と言いたくもなるのは当然。大手金融機関は"too big to fail(大きすぎて潰せない)"として、国民による税金によって守られながら、レバレッジで高収益を稼ぎ、信じられないくらいの高額報酬を従業員に与えている。これはフェアではない気がするんですよね。 ...