急に、金融市場が騒がしくなってきました。国内外で注目材料出現です。まず、海外からは以下の3点。
  1. オバマ大統領が検討を始めた大手銀行の規制強化(ロイター
  2. 中国での融資規制(ブルームバーグ
  3. バーナンキ議長の再任問題(ロイター
まず、3点の中では現時点では比較的インパクトの小さい中国に関する2の話題について。これは、中国の2009年第4四半期のGDP成長率が10%台と高い数字となったことを受けて、当局がインフレ懸念で引き締め政策に転じる可能性が出てきたという見方が浮上しているものです。

各国とも自国の経済が弱い状況では、「中国頼み」の状況にあり、中国の金融政策の動向に注目が集まっています。まぁ、当然ですね。

そして、今まさにホットなのがアメリカの1と3の問題です。

米国においては、新政権になってから「ウォール・ストレート」(金融機関)寄りの前政権の政策から、「メイン・ストリート」(一般企業)寄りの政策への転換が指摘されてきたところですが、今回の大手銀行に対する規制はビジネスの分野を大きく制限するものであり、実現すればかなりの経営上のインパクトを金融機関に与えるものと見られています。

この提言の背景には、金融機関のリスクテイクを制限するという意味合いのほかに、近年どんどん大きくなって「大きくてつぶせない」状態になった金融機関を「つぶせる」状態にもっていきたい、とのオバマ大統領の考えが反映されている様です。...