世の投資本や投資ブログを見ていると、相関係数について誤解があるのではないかと思うことがあります。

ひとつめは、「株式と債券は逆の動きをする」と言い切るかたがおられること。ファイナンシャル・プランナーでもこう仰るかたがおられます。

結論から先に書くと、株式と債券の相関係数は、その時々でプラスにもなることもあるし、マイナスになることもある(正の相関にも負の相関にもなる)ので、必ずしも逆の動きをする(負の相関になる)わけではないと思います。

おそらく誤解の根源には、なんとなく相関係数は一定だという思い込み(例えば、よく引用される公的年金の相関係数がずっと続くという思い込み)があるのではないかと推測します。でも、おそらくそれは間違いです。実は、相関係数は常に動き回っているのです。...